CSR(社会的責任)

企業理念のもと、全社一丸となって社会的責任を果たします。

サンプラネットは、『患者様と生活者の皆様の喜怒哀楽を考え、そのベネフィット向上を第一義とし、「医療・健康・環境」の3つの分野を軸に、確かな技術力に根差した高質なビジネス・サービスを提供し、エーザイグループの一員としてイノベーション創出に貢献する。 』を企業理念として、定款に定めています。この理念のもと、ヒューマン・ヘルスケア(hhc)企業をめざし、コンプライアンス(法令と倫理の遵守)を日々の活動の根幹に据え、エーザイが掲げる人々の健康憂慮の解消と医療較差の是正という社会善の効率的な実現に寄与することが重要であると考えています。

企業理念を実現するため、サステナブルな社会の実現に向けては、長期的視野に基づく企業施策を実行していく必要があります。サンプラネットは、エーザイグループとして、地球環境や社会的課題の解決に積極的に取り組み、社会のサステナビリティに貢献できる体制の構築に努めています。

取り組み

コンプライアンス

当社は、コンプライアンスを日々のビジネス活動の根幹に据え、全社的な啓発と実践を徹底しています。
社長直轄下にコンプライアンス専任担当者を設置し、コンプライアンス・プログラムを設定しコンプライアンス推進活動を継続しています。社外法律専門家を委員長とするコンプライアンス委員会を設け、当社のコンプライアンス推進活動に対する助言・勧告を受けながら活動を進めています。 また、従業員からの相談・連絡等を受け付けるコンプライアンス・カウンターを社内外に設置し、消費者庁が公表する内部通報制度ガイドラインに則って運用しています。

内部統制およびCSA(Control Self-Assessment:統制自己評価)

当社は、エーザイグループとして、「ENW(※1)内部統制ポリシー」および「ENW職務分離に関するガイドライン」に則り内部統制体制を整備し、財務報告に係る内部統制を自律的に推進できるよう各業務プロセスの牽制機能を具備した堅実な運用をはかるとともに、間違いや不正を未然に防ぐための職務分離の体制を構築しています。また、組織に存在するリスクを組織長および組織で識別・評価・モニタリングすることでリスクの低減に取り組んでいます。

※1. ENW(Eisai Network Companies)とは、エーザイ株式会社および子会社と関連会社で構成されている企業グループのことです。

個人情報保護

当社は、第三者認証であるプライバシーマークに基づく個人情報保護マネジメントシステムを構築し、日本工業規格である「JIS Q 15001 個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に基づいた個人情報保護活動を継続的に推進しています。 当社は、2005年10月に一般財団法人日本情報経済社会推進協会より、「プライバシーマーク」の付与認定を受けています。プライバシーマークは、JIS Q 15001 「個人情報保護マネジメントシステム」に適合し、個人情報について適切な取り扱いが行われている企業に付与されるものです。

安全衛生・危機管理

当社は、安全衛生管理計画を策定し、安全・衛生・心身の健康を最優先とした労働安全衛生活動を展開しています。労働災害・交通事故の撲滅、心身の健康保持・増進、労働安全衛生法や関連法令および社内ルール等の遵守を推進しています。
また、防災訓練・初動対応訓練は緊急連絡網の点検も含め事業所毎に継続的に年2回実施し、従業員の危機対応力の向上に努めています。

環境への配慮

当社は、エーザイグループの一員としてENW環境基本理念(※2)を共有し、企業理念の下、地球環境に配慮した事業活動を展開しています。温室効果ガスの排出削減に向けては、電力使用量の削減、ハイブリッド車等のCO2削減対策車の社有車選定、グリーン購入等の取り組みを継続して推進しています。循環型社会の形成に向けては、廃棄物発生量や最終埋立量の削減、古紙の有価売却による分別回収でリサイクル化をはかっています。

※2. ENW環境基本理念とは、エーザイ株式会社により2002年に制定された環境保全活動の基本的な考えと行動の方向性を明確にしたものです。

健康経営活動

当社は、従業員の健康増進に向けた取り組みを浸透させ、全社一丸となり健康経営を実現していくために、2020年1月に「サンプラネット健康宣言」を宣誓しました。当社における健康宣言は、「株式会社サンプラネットは、企業活力の源泉となる従業員とその家族の健康を、経営を支える重要な基盤と考え、従業員のワークライフバランスの充実と心と身体の健康増進に戦略的な投資をすることで、従業員一人ひとりの成長とともに企業の発展をめざします。」と定義しています。