入社してしばらく業務に携わり、多くの後輩と先輩方に囲まれた4名。
職務として中核を担い、大きな責任感と業務のこれからを見つめ皆さんは、今、何を考えているのか。
各事業から4名の方々に参加していただきました。
高いコンプライアンス意識と風通しのいい職場
”高い技術力を持った我が社ならではの社風と魅力とは?”

田方

医薬品が必要な患者様の方々や生活者にとって重要な役割を担っており、高いコンプライアンス意識と使命感を持ちながら働いています。多岐にわたる事業分野を持つ当社は多様なニーズにお応えしています。私自身もそれらに日々刺激を受けながら仕事しております。

津軽

私は2019年にキャリア入社しました。現在、安全性・支援ユニットではユニット内の各グループが協力しながら試験を実施していますが、それぞれの立場から意見や質問が出てきます。前職では皆さんが比較的黙々と試験を行う雰囲気でしたので、今の職場は疑問に思ったことなど意見を言いやすいと感じていますし、さまざまなバックグラウンドを持った方々による視点が多様で、いい刺激になっています。

荻谷

意見を言いやすい、風通しのいい職場というのは、私もそう思いますね。月に1回のグループミーティングで組織目標の進捗の共有をしていますが、できなかったことも含めて話し合えています。コンプライアンスという意味では、そうした社内の空気が、データ改ざんのような起きてはいけないトラブルを未然に防ぐのではないかと思います。

松井

私も、この会社の印象をひと言でいえば”優良ホワイト企業”であるということ。津軽さんと同じく、私も旅行業務の前職から入社して9年目になります。多岐にわたる事業の展開、キャリアプランに合わせて業界や業種に社内から関わることができる、多様化するワークスタイルに対応した取り組みなど、社会のニーズに合わせた働き方ができる会社であると思います。

未知の実験や試験にも果敢に挑戦し、社会に貢献する
”大きくなる責任とそれに応える喜びを知ることで”

松井

先日発表された、アメリカでの迅速承認や日本でも優先審査品目に指定されたという親会社エーザイのアルツハイマー病の新薬「LEQEMBI™(レカネマブ)」の開発(※)にも、私たちも関わっているんですよね?

※2023年1月7日の報道によると米国食品医薬品局(FDA)が米国ブランド名:LEQEMBI™(レカネマブ )について、アルツハイマー病(AD)の治療薬として、迅速承認したと発表。また日本でも厚生労働省所管の医薬品医療機器総合機構(PMDA)から優先審査品目に指定されたと発表された。2023年中の承認を目指している。

津軽

そうですね。私は創薬の初期段階であるスクリーニング試験や臨床前の安全性試験などエーザイの創薬の部分に関わっています。新薬の創出は患者様やそのご家族など多くの方々の関心も高いと思いますし、これからそのご期待に応えたいと思いますね。

田方

そうした技術力によって患者様や生活者の方々のご要望に応えるというのは大きなやりがいに繋がりますね。医薬品分析はGMP(Good Manufactuaring Practice:製造所における製造管理・品質管理の基準)などが厳しく設定されており、単に結果が得られればいいということではなく、そこに至るまでの記録や過程もきちんと管理することが決められています。それを厳守しつつ、まだやったことがない実験や試験などのミッションが来た場合に、自分たちの知識や経験だけでなく、他の事業部で経験したことや試験で確立したことなどを活用することでクリアできた時も大きなやりがいを感じますね。

荻谷

固定観念をなるべく捨てて、いろいろな角度から物事を考える。そうすることで、常により良い方法はないかどうかを模索するようにはなりますね。また、ご依頼内容に対してスピード感を持って応え、尚且つプラスアルファで対応する。そうすることで、感謝の言葉をいただけると思っていますので、そういう時はやりがいを感じます。

松井

私の場合は、学会や研究会などの現場で起こるトラブルは毎回違います。その時の判断力と提案力が求められます。その場で何が最善策なのかを瞬時に考えて提案する場面ですね。でもその対応力は、お客様との信頼関係をより強め、満足度にも繋がります。それが達成できたときは、大きなやりがいを感じます。実は、前職の時には”お金のための仕事”という側面が強かったと思っているんです。でもこの会社での業務を通じて、それだけではなくなった気がしています。それが何かと問われれば、今は”自己成長”かなという気がしています。

津軽

私は、現在、試験責任者という業務を行なっています。試験責任者は、担当する試験全体を把握していないといけません。重責を感じていますが、チームの皆さんに支えながら、知識面や対人面でも成長できるやりがいのある仕事だと感じています。ちなみに、皆さんは後進の育成やコミュニケーションで悩んだり、気をつけたりされていることはありますか?

荻谷

チーム内の皆さんは、それぞれに性格などが違うので、その人に適した対応が求められますよね。その中で気をつけているのは、”上から目線で厳しいことを言わない”ということ。私は、仕事上のマイルールとして”人が消極的なことを自ら進んで行おう”としていて、これは私の先輩がそうだったからなんです。そういう先輩を見てきて、”自分もそうなりたい”と思ったので、それを後進にも伝えていけたらいいなとは思っていますね。

松井

コミュニケーションがしっかり取れているということが前提として大事ですが、”端的にわかりやすく”は気をつけていますね。また今の後輩の方々を見ていると、注意されたくない訳ではなく、”きちんと注意されたい”のだと感じます。何が悪かったか、どうして駄目なのかをきちんと話すことで、納得したいのではないかと思いますね。

田方

私も、原因と結果をきちんとロジカルに話すことを心がけています。どうしてこのような結果になるのかの原因を、いつどこでということからきちんと説明することで、また同じミスを繰り返さないようになるのではないかと思います。これは特に分析業務だからかもしれませんが。

津軽

なるほどですね。皆さんの実経験からのお話なので、とてもよくわかりました。ありがとうございます。私も、仕事上のマイルールは”まわりのメンバーに敬意を払う”ことです。人それぞれに得意・不得意があると思います。”我以外皆我師”のように、私が知らないこと知ることができるので、これからもたくさんのことを教えていただければと思います。

わが社ならではの顧客貢献を果たし、
よりカラフルな職場に
”自分と会社のこれからと新しい仲間の皆さんへ”

田方

私も責任者業務を通じて、組織全体を考えて行動するようになりました。今後は業務のDX化を進め、海外企業との取引も視野に入れたグローバルな視点も、より必要になると思います。これまでとは違う価値観や色々な世代の方々と協力して働く環境にもなるでしょう。これから一緒に仕事をしていきたい仲間に対しては、柔軟に多様な考えを取り入れながらも自分の力を発揮してほしいと思います。

荻谷

一人ひとりのモチベーションを向上させてエンゲージメントの高い会社を目指していきたいと思っていますので、組織長ならどう動いて欲しいか、周りにはどのように働きかけるべきかなど、それぞれの人の性格などを見極めながら業務にあたることが重要だと思います。私は、楽しく仕事をする、ストレスをできるだけ溜めないようにするというのも大事だと思います。相手を知って、自分を知ることでコミュニケーションが円滑になる。社内外の共通する趣味を持つ人を見つけて、ストレスを発散すること。それが仕事がうまくいくことにもつながると思いますね。

松井

私は”サンプラネットだからこそできる独自の患者様貢献”を果たしていきたいと思います。”あのサンプラネットの親会社はエーザイだったんだ”とエンドユーザーである患者様や生活者の方々に認知されれば、と思います。
これから一緒に働く方々に対しては、各々で考え提案する機会も多く、パフォーマンスを活かせるチャンスが多い職場なので、何事も経験とポジティブに捉え楽しみながら一緒に取り組んでいきたいですね。

津軽

新しい技術の導入や改善を積極的に行い、さらに技術力を向上させることで、より早く患者様へ薬を届ける一助になりたいですね。
社会情勢が日々変化する中で、荻谷さんもお話されていましたが、プラスアルファの付加価値が重要だと私も思います。そこで大事なのは”考える”こと。自分の色を大切にしながら、皆さんとたくさん考え、よりカラフルな職場になるのを楽しみにしています。

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